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見本のようなトレンドフォロー手法を紹介。有効な押し戻りのポイントとは?

見本のようなトレンドフォロー手法を紹介。有効な押し戻りのポイントとは?

この手法に向いている人:シンプルな手法でトレードしたい人。基本に則った手法を身につけたい人。
タイプ:トレンドフォロー
時間足:1時間足以上
取引頻度:月間1〜10回(1時間足チャートの場合)
勝率:約8割も期待
満足度:☆☆☆☆★

典型的なトレードの基本といえば、

 トレンドフォロー
 押し目戻り目
 トレンドライン

などなどありますが、それらをまとめて見本的な手法にしたような動画がありましたので、紹介します。

もっとも、動画の主旨としては「エントリー手法」ではなく「有効な押し戻りポイントの判断基準」という内容です。

なのですが、これを検証するに当たっては、動画内で語られている内容をある程度「手法」としてチャートを確認していくことになりますので、本稿ではこの動画内で「80点」と評される押し目戻り目からのトレードをエントリー手法と見立てて考えてみようと思います。

トレンドラインを利用したトレンドフォローを目指している方にとっては必須の考え方が詰まっていますので、動画だけでも是非ご確認ください。

(関係ないトレードのトレード解説が不要な方は、3分30秒あたりまで飛ばして下さい。)

勝負すべき押し戻りのポイント

FX土曜勉強会《22》『有効な押し戻りのポイントとは?』/FX研究室あきチャン准教授

あきちゃん先生は、押し目戻り目からトレードできそうな期待値として、次のように目安を示されています。

抜けたラインに到達している 40点
トレンドラインの中にいる 40点
20MAと80MAがクロスしている 10点
20EMAと20SMAがクロスしている 10点

ただし、これは当該動画を作成するにあたって用意された目安であり、あきちゃん先生が普段のトレードで「よし80点あるからエントリーしよう」というふうに使っているわけではありません。先生の頭の中で自然にやっていることを、わかりやすく数値化してみたらだいたいこうなった、という感じです。

他の動画ではまた別の大事なことを語っていたりするので、押し戻りはコレが全てというわけではもちろんありません。それでも、ライントレードの基本というか、大事な要素が詰まっていますので、ひとつずつ確認してみましょう。

抜き去ったラインに到達している(40点)

ここでいうラインとは、水平線のことですね。

ズパッと抜き去った主要な水平線(もしくはゾーン)の付近まで、押し目/戻り目がついた時ということです。

顕著な山の頂点や、レンジ帯の上下限などの主要な線なのに勢いよく抜いていかれた、そんな水平線が良いですね。

あきちゃん先生はゾーンという、聞き慣れない水平線の使い方をしています。

これは、

ヒゲ先と実体の両方から引いた水平線の間のゾーン

とか

間隔の狭い2本の水平線に挟まれたゾーン

といった認識でOKです。

水平線を太くしたようなイメージで、このゾーンの中ではどこで価格が反応/反転してもおかしくない、という考え方になります。

トレンドラインの内側にいる(40点)

単純に考えて、トレンドフォローをするということはトレンドラインを割っていない=トレンドラインの内側にいることが前提になります。

逆にいうと、高値と安値の更新によるダウ理論のトレンドが発生していることもエントリーの条件といえます。

トレンドラインを越えてしまった場合は、トレンドが反転する兆しだということもできます。その場合、様子見をするのがベターです。

トレンドラインの角度は急すぎると押し戻りが分かりにくく、使いづらいです。かといって緩すぎない、ほどよい角度のときのほうが効きがよさそうです。

トレンドラインはヒゲ先どうしをつなげて引いたり、実体をつなげて引いたりと、手法によって使い分けるべきかと思いますが、この動画ではトレンドラインは「きびしめ」の引き方をするようにしています。

20MAと80MAがクロスしている(10点)

20SMA x 80SMAでも、20EMA x 80EMAでも、どちらでもいいと思います。

上昇トレンドを狙っているなら20MAと80MAのゴールデンクロス、反対に下降トレンドならデッドクロスであることが望ましいです。

動画で解説しているのは1時間足チャートですので、80MAというのは4時間足での20MAに相当します。

つまり、監視足である1時間足の20MA と 上位足の4時間足の20MAのクロスでトレンドフォローを狙おうということになります。

このポイントの重要度は、これは意外というか、たったの10点しかないのですね。

20EMAと20SMAがクロスしている(10点)

EMA(Exponential Moving Average:指数平滑移動平均線)は直近の価格に比重をおいた移動平均線になっているため、いつもSMA(Simple Moving Average:単純移動平均線)よりも価格への追従・反応が早いです。

つまり、同じ期間設定でそれら2本の移動平均線を並べる時、

 EMAが短期線

 SMAが長期線

という見方ができます。

実際には、『移動平均線とは長く付き合うべし。1本の線で3つの分析 』で解説の通り、EMA派の投資家とSMA派の投資家に分かれるので、それら両方の投資家が同じ向きに目線が揃った方がいいよね、という考え方です。

というわけで、20EMAと20SMAの位置関係をゴールデンクロスに比定すれば、20EMAが上で20SMAが下。デッドクロスに比定すれば20EMAは下で20SMAが上にあることになります。

押し戻りがトレンドをつけていること

上記の押し戻り判定のポイントには挙がっていませんが、価格が押し目/戻り目に向かって逆行しているとき、このときも小さくトレンドをつけている方がよいと、あきちゃん先生は常々言われています。

きちっとトレンドをつけて反転(予測)ポイントに向かう方が、反転して伸びるためのパワーを蓄えるんですね。

さらにいえば、トレンドをつけないような一直線で押し目/戻り目に向かうと、果たして本当に反転してくれるのか、勢いに乗ったまま水平線もぶっちぎるのではないか、そもそもタイミングが計れないと、ちょっと扱い辛い感じがします。

チャートで検証

それでは、あきちゃん先生の押し戻りの判断基準がどれだけ有効か、チャートで確認してみましょう。

全ての押し目戻り目を見ていると時間がいくらあっても足りないので、目を向ける押し戻りは次の条件のものとします。

・ ズバッと抜き去られた水平線への押し戻りのみ確認する

・ 80EMAの向いている方向のみとする(80EMAに対する逆張りは考えない)

これを踏まえて、トレードのルールを決めておきましょう。今回は、これを手法と見立てての検証です。

 エントリーからイグジットまでのルール

<エントリー条件> ※ 買いの場合の記載。以下同じ。

条件1.80EMAが上昇中であること
条件2.トレンドラインの内側にあること
条件3.抜き去った水平線/ゾーンで反発していること

エントリートリガー:押し目に向かう下位足でのトレンドをブレイクした陽線

<エグジット目標>
利確:直近高値に設定
損切り:水平線より10pips下に設定

EURUSD 1時間足 (スプレッド1.2pips)

A の水平線への戻り目は、残念ながら上から降りてきた相場が急すぎて、トレンドラインが引けません。エントリーなし。

Bのポイントも、上からのトレンドラインの外に出ているため、エントリーポイントとしては不適となりました。

①で、ようやく売りエントリー。エントリーのローソク足まで示すとごちゃごちゃしすぎるので、非表示。下位足で上昇トレンドラインを抜けたところです。

②は80EMAがぎりぎりで上向きました。水平線を抜けてすぐ次の足で押し目まで戻しているのでどうしようかと思いましたが、一応ルール通りエントリーしておいて、無事利確できまましたね。

次の③のポイントはまたすぐやってきました。水平線抜けが甘いということで、エントリーを控えるという判断もするかもしれないところでした。

④はエントリー後すぐに利確していますが、そのままレンジを形成しているので上昇の勢いは止められています。

そのレンジの上限のラインを勢いよく飛び出し、⑤でエントリー。これはもみ合った結果、損切りの方に落ちてしまいました。

Cでも実は売りのポイント候補がありましたが、80EMAの向きに逆行しているので、エントリーは見送り。もしもエントリーしていれば、負けていました。

⑥でまた上昇の勢いがつけるかどうかというところで、買いエントリー。利確して間もなく、価格は下落に変わっていきました。

チャートの範囲約20日間で5勝1敗です。なかなか良いチャートを切り取りましたね。

ご自分で検証を重ねていただければわかりますが、勝率でいうとこれよりは低くなるはずです。

しかし、ライントレードの基本を押さえた手法なだけに、ルール付けやエントリートリガーの方法など、あなた好みに研究する余地は充分にあると思います。

GBPJPY 1時間足 (スプレッド1.9pips)

EURUSDより値動きの激しいGBP通貨も見てみましょう。

Aでエントリーチャンスありそうでしたが、完璧にトレンドラインの外側なので見送り。仮にエントリーしても、利確の直近安値には届いていませんね。

Bのポイントもシャープな反発は見せているとはいえ、トレンドラインがまだないようなもの。移動平均線の絡みも微妙です。エントリー条件を満たせず。

①でようやくエントリーの条件が揃いました。良い感じで利確です。

Cで適用されるのは①のときと同じトレンドライン。良い押し目ですが、トレンドラインの外側なので見送ります。ただし、このレンジの終わりまで待てば、移動平均線の向きが揃って60点のポイントが発生しています。

Dのポイントも同様に、トレンドラインの外で水平線への押しが入りました。もったいないですが、ルールに則りエントリーは見送ります。ただ、こちらももう少し待ってチャートの右端あたりでは、60点のポイントが出そうになっています。

今度は20日間で1勝0敗。

このチャートでは運良く勝っていますが、EURUSDよりもボラが大きい分、損切り幅も検討し直した方がよさそうですね。

エントリーが少ないのは、トレンドとはいえレンジのように値が詰まっているからと推察します。

勝率を上げるために

上記のチャート検証では、割りと単純に、エントリーするしないを決めていきました。

数字には出していませんが、実はこれだけではリスクリワード比率が悪くなることが多くなります。

水平線から反発してからのエントリーなので、利確目標である直近の高値安値までの距離が短くなるからですね。

その分を勝率の高さでカバーするとしたら、水平線反発の根拠を明確に持ちたいところです。

下位足でタイミングをはかる

上で検証のEURUSD チャートの、⑤のポイントを5分足チャートにアップしたものがコチラです。

やはり水平線で反発しているな、と感じてきたところで紫のトレンドラインが引けますね。

こうして押し戻りの動きにきれいなトレンドをつけてくれたら、タイミングも計りやすくなります。

このトレンドラインを越えたら買いエントリーしようという考えができます。1時間足のローソクが固まるのを待つ必要もありません。

ただ、ここでひとつかふたつ、新たなルールを決める必要はありそうですね。

例えば、次のような。

 ・トレンドラインを抜けて明確な陽線が出たら買いエントリー

 ・ トレンドラインを抜けて、この足(5分足)の20EMAと20SMAがともに上向きになったら買いエントリー

など。

ローソク足の転換サインを組み合わせる

また、上の5分足チャートの⑤のポイントの底をよくよく見ていただけば、小さくダブルボトムを作っていることがわかります。

1分足で見れば、きれいな見本のようなダブルボトムになっていることでしょう。

こうして水平線間際で下位足にチャートを落とし、ダブルボトムやヘッドアンドショルダーなどのチャートパターンを出して反転したらすかさずエントリー、というような手法にしてもいいでしょう。

もしくは、ローソク足の組み合わせだけでトレードをするグローバルドリームFXや、The Secret FXを組み合わせて水平線での反転を判定するのも有りだと思います。他にも、クラシックな酒田五法というものもありますね。

まとめ

・ 一度抜き去った顕著な水平線への押し戻り+トレンドラインの内側にあること。この2つの基本を徹底するだけで80点のトレンドフォローが可能

・ 押し戻りの動きにもトレンドがついていれば、反転のためのエネルギーも溜まり、かつエントリータイミングも計りやすい

・ エントリータイミングには、下位足でのトレンドライン抜けやチャートパターンで反転の根拠付けをして優位性を補う

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