先日、年末福袋キャンペーンとしてバックテスト&デモ口座専用の優良EAを無料配布していたGogoJungle ですが、再度バックテスト専用 EAの無料キャンペーン を開催しています。
今回はデモ口座では使えませんが、前回と違ってダウンロード条件は「会員であること」だけ。まだ会員でない方も無料で簡単に登録できますので、実質、誰でもダウンロードし放題ということに。
嬉しいのは、「バックテストってどうやるの?」という方のためにガイドがついていること。ここはさすがのGogoJungle です。
期間限定ですので、ぜひ、今のうちに気になるEAをダウンロードしておきましょう。

キャンペーンの概要

バックテストの目的は?
それぞれのEAの公式ページを見れば、バックテストの結果は詳しく載っています。
それでも、自分でダウンロードしてバックテストをすることで、何かいいことがあるのでしょうか?
私なら、次のような目的でバックテストを行います。
自分の使用しているブローカーのスプレッドでも勝てるか
例えば、『異国のポンドデビル』

公式ページのバックテストのレポートにはスプレッドは「変動」とあります。
これは、ある証券会社の過去相場のデータの「変動スプレッド」です。
もしかすると、あなたが実際に使っているブローカーのスプレッドよりも極端に狭いかもしれません。
取引手数料が別途かかるタイプの口座のデータなら、なおさらです。
まず、自分の普段使っているブローカーのMT4 の「ストラテジーテスター」でどのような結果が出るか、試してみましょう。
高負荷テストでも耐えられるか
テスト期間を長くする
スプレッドを広くする
リスクリワード を変えてみる
最大ポジション数を変えてみる
リスク(ロット数)を上げてみる
初期証拠金を少なくしてみる
などの設定によって、あえて「悪い」結果を導くように調整することができます。
つまり、負荷をあげるということですね。
普段の自分の環境より悪い条件でも勝てるEAなら、安心して運用することができます。
塩漬けポジションとか隠してないの?
これは、公式ページをよくみればわかることでもあるのですが、、、一見グラフが右肩上がりになっていても、含み損が表れていないようなものもあります。(サイトや、商品によります)
もしも含み損が表れていなければ、損切りしない設定にしてあるEAなら利確しかしないので、実績上は勝率100%となります。しかしよく見ると、含み損が何千pipsもあったりします。
これは、極端な例ではありますが・・。
GogoJungle の商品紹介ページではこのようなことはなさそうですが、他のサイトでEAを見比べる時はこうした点も注意が必要です。
バックテスト結果で見るべきポイントは?
利益率や勝率なども気になるところですが、EAを運用するうえで最も大事なことは「負けないこと」、いや、「資金が枯渇しないこと」ではないでしょうか。
いくつかのEAを稼働して、その日の相場と相性のいいものが稼いでくれる、その日は調子が悪いものは、せめて資金を守ってくれる。これが理想的なポートフォリオです。
というわけで、負ける時もやんわり負けてくれるよう、
・ 最大ドローダウン
・ 最大連敗数と金額
などにも注視して、資金に対してどれぐらいのエントリーロット がよさそうか、考えましょう。
計算するのが面倒なら、少しづつ設定を変えて何度もバックテストすればいいのです。そのための、バックテスト専用無料EAですから。
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それでは、皆さまのご武運を祈ります!