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GEMFOREXの両建てスワップで月利10%のハイリターンを狙え

GEMFOREXの両建てスワップで月利10%のハイリターンを狙え

(2020年3月8日追記) GEMFOREXのスプレッドが不安定になっています。コチラの記事も合わせてご参照ください。
 >>何が起きてるGEMFOREX?両建て手法はしばらく様子見。

FXの手法の中で、スワップトレードというものがあります。

そもそも『スワップ』というのは、異なる2国間の通貨ペアを売買する外国為替取引(FX)の中で、それぞれの国の金利差を埋め合わせるような意味合いで設定されていたものでした。

今は、私の印象ではありますが、FX会社の利益や損失補填になるように設定されているような感じがします。

例えば、何ヶ月もの長期間にわたって保有しておけば上昇することが間違いなさそうな通貨ペアには、買いポジションにマイナスのスワップが設定されていて、スイングトレーダーの利益を削るとか、そういった使われ方で。

そう、このスワップポイントというのは、お題目は何であれ、それぞれのFX会社で自由に決めることができるのです。

そして実は、GEMFOREXというFX会社だけは、スワップポイントを魅力のひとつとして売り出していて、なんと買いポジションでも売りポジションでもどっちもプラススワップという破天荒な通貨ペアをいくつか提供しています。

これにより、これまでのスワップトレードの常識を覆す、合法両建てスワップトレードが可能になりました。

その収益、月利にしてなんと約10%!

GEMFOREXが今のスワップポイントを維持してくれている限り、1年間で投資資金が倍以上になって返ってくるという計算です。

気になりますよね。

その大筋をまとめて、本稿含め全4回で記述してみたいと思います。

このGEMFOREX両建てスワップ手法、始める前に必ず、この4記事だけは目を通しておいてくださいね。

できるだけ、FX初心者の方にも分かりやすい内容で書くつもりですので、少々クドくなってしまうかもしれませんが、熟練の方であれば各章の『まとめ』だけでだいたいわかるのではないかと思います。

<目次>
1.元来の片張りスワップ手法とGEMFOREX両建てスワップ手法の違い (本稿)
2.GEMFOREX両建てスワップで期待できる収入 (本稿)
3.GEMFOREX両建てスワップの始め方 ー トレード準備編
4.GEMFOREX両建てスワップの始め方 ー トレード開始編
5.GEMFOREX両建てスワップの利益確定の仕方

1.元来の片張りスワップ手法とGEMFOREX両建てスワップ手法の違い

まず、元来の片張りスワップ手法とGEMFOREX両建てスワップ手法の違いについて、簡単に述べておきます。

片張り(為替損益) vs 両建て(スプレッドコスト)  

片張りのポジションは、エントリーした瞬間から相場の値動きによって、為替差損や為替差益が発生します。

なので、為替差損が発生している状況ではポジション解消してトレードから離脱するということができません。逆に、為替差益の時であれば、貯まっているスワップポイントにプラスして差益の収益も手に入ることになります。

GEMFOREX両建て手法であれば、始めに売りと買いで同数のポジションを同時エントリーするので、為替相場による利益と損益は相殺されてゼロになります。しかし一方で、始めにスプレッドによるコストが発生するので、マイナス(含み損)の状態から始まります。

つまり、毎日付与されるスワップポイントは始めは借金返済に充てられて、マイナス分がなくなってからスワップは貯金されていくばかりになります。なので、ある程度の期間を過ぎて損益がプラスになっていれば、投資元本が割れることがなくなります。

わかりにくいですかね?

簡単にいえば、片張り手法では保有しているポジション自体のトレード損益が日々変動(いわば普通のFXトレード)して、含み損になったり含み益になったりします。だからポジションを解消するタイミングが難しい。GEMFOREXの両建てなら、始めに含み損が決定して、それを日々スワップポイントの収入から返済する、返済終わればその後は収益として積み上がる、ということです。

裁量必須 vs 無裁量

上記で指摘した通り、片張りでのトレードでは、運が悪いとあなたが取ったポジションの反対に相場が動いて戻ってこなくなる可能性もあります。あるいは、戻ってくるのが何年も先になったりするかもしれません。

なので、片張りでポジションを持つには、できるだけ有利なタイミングでポジションを持つことが肝要になります。できるだけ相場が安いと判断できるところで買いポジションを取ったり、逆に値の上げしろが少ないと判断できるところで売りを入れたり。それなりの裁量技術が必要になってきます。

一方でGEMFOREXの両建てであれば、買いポジションの損失は売りポジションの利益で相殺され、逆もまた然りとなりますので、相場がどんなに動いてもトレード自体からの損益はありません。スプレッドが無駄に広がるような時間帯だけを避けて両建てポジションを取ることさえ気をつけておけば、完全に無裁量でできてしまいます。FXで誰もが苦戦する環境認識も相場分析も、全くいりません。必要なのは小学生レベルの算数のスキルぐらいのものです。

ポートフォリオ vs 一点集中

一般的に、片張りのスワップトレードは、いくつかの通貨ペアに分散して行います。それも、利益も損失も変化の激しい新興国通貨と、薄利でも安定している先進国通貨に分けて、いわゆるポートフォリオを組んでリスクを分散するのが理想的です。

これは、上記のように相場が一方向に動いてポジション解消できなくなるリスクがあるからで、その分だけリスクを分散しないと投資として成り立たないのです。

私の紹介している両建て手法は、GEMFOREXというブローカーに限定で、特定通貨ペアだけしか選択できません。これは、はっきりいってリスクです。GEMFOREXが方針を変えたら、あるいは今トレードしている通貨ペアのスワップポイントが変更されたら、それだけでこの手法は使えなくなります。

まあ、でも、両建て時に含み損が出るスプレッドコストさえ払い終わってプラス収益になっていれば、いつ利確して離脱しても損はありません。

私のやり方であれば含み損返済が終わって利益に転換するまで48日間ですが、資金を多めに注入できるのであれば、早ければ9日で含み損を完済してプラスに転じるやり方もあります。

これまで何ヶ月もスワップポイントの見直しが行われていないのに、あなたがポジションをとって9日以内に突然のスワップポイント見直しや、あるいはGEMFOREXの方針転換などがあれば、それはもう運が悪かったとしか言いようがありません。

そう考えれば、このGEMFOREXでの両建て手法にしても、あなたの投資ポートフォリオの一環として運用していただくのがよろしいのではないかと思います。

2.GEMFOREX両建てスワップで期待できる収入

スワップポイントの設定というものは各ブローカーが自由に決定することができますが、買いでも売りでもプラスのスワップポイントが受け取れるという非常識で太っ腹なことをやっているのはGEMFOREXだけ、というのは上にも書きました。

そのGEMFOREXの中でも、双方向プラススワップの貴重な通貨ペアは、この記事を書いている今日現在では、次の表にある3つだけです。

この3通貨ペアであれば、売りでも買いでもスワップポイントがプラスになるので、両建てして両方もらっちゃおうという簡単な作戦です。

この中で一番収益率が良いのがEURUSDなので、私は今のところEURUSDに絞って投資しています。

以下、本稿とシリーズの4回での説明も、特に言及がなければEURUSDの場合の数値で解説していますのでご了承ください。

さて。

まず、諸条件をまとめます。(全てGEMFOREXの場合)

・ EURUSDの平常時のスプレッドは1.2pips
・ 1口座あたり30ロットまでポジション保有可能
・ 1アカウントで5口座まで運用可能
・ EURUSD1ロットずつ、計2ロットで両建てした時のスワップポイントは0.5ドル/日

スプレッドが1.2pipsなので、1ロットずつ計2ロットでの両建てのとき、時間差ゼロでポジションを取った場合、含み損24ドルから始まります。

このとき、スワップポイントは1日0.5ドルもらえることになります。相場が動いていない土日祝日も、もちろんもらえます。

なので、24ドル ÷ 0.5ドル/日 = 48日間 >> スワップポイントを48日間貯め続ければ、含み損が解消されます。49日目以後は、この日々のスワップポイントは貯金として貯まっていきます。

ロット数が大きくなってもコストと収入の割合は同じなので、この消化期間は変わりません。

では、どれだけ貯まるか。

1ロットずつ合計2ロットの両建てであれば、1日0.5ドル、30日で15ドルです。

10ロットずつ合計20ロットであれば、1日5ドル、30日で150ドル。

口座限度いっぱいの、15ロットずつ合計30ロットの両建てまでできれば、1日7.5ドル、30日で225ドルの収入になります。

ここまでで、1口座。

ひとつのGEMFOREXアカウントで5口座まで運用することができます。30ロット分の両建てを5口座全てで運用すれば、1日37.5ドル、30日で1075ドルということになります。

で、じゃあ、これだけのスワップ収入を得るために、いったいどれだけの資金を用意する必要があるのでしょうか??

私の資金管理では、1口座30ロットに対して、4500ドルの証拠金があれば十分と考えています。これは、自己資金2250ドルとGEMFOREXにもらう100%ボーナス2250ドルを見込んで、この金額です。

5口座運用するなら2250x5=11250ドル=約120万円の自己資金ということになりますね。

100万円までしか出せないよ〜という方でも、4口座は運用できます。4口座をフルで稼働すれば、月収900ドル。日本円にすれば、だいたい10万円弱。もちろん、1口座だけでもいいし、もっと少なく数ロットだけでの運用も可能です。スワップポイントの率は同じなので、収益も比例して下がるだけ。やることは、同じ。

じゃあ、GEMFOREXの設定しているスワップポイントが変更されてこの手法が成り立たなくなったらどうすんの?

その時は、素早く全ポジションを決済して、撤退ですね。まだ48日間が経っていなければ、含み損の分は残念ながら損失になってしまいますが、48日以上経っているのであれば損が出ることはありません。(私のオススメする時間差ゼロでの両建てができていれば、ですよ)

まとめ

・ 片張りのスワップトレードではポジションを解消できるタイミングは相場次第。その代わりにトレードの利益も同時に獲得できるチャンスがある。GEMFOREX両建てスワップ手法は一定期間経てば利益確定。淡々とスワップポイントが積み上がる。

・ GEMFOREX/EURUSDの両建てで、含み損消化期間が48日間。その後は1ヶ月に10%のリターンが期待できる

・ ロット数が大きくても小さくても、消化期間と利益率は同じ

・ GEMFOREXのスワップポイントの設定が変更されて利益が上がらなくなれば、素早く撤退するべし

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