FXでトレードをするときに、なんとなく不便だったこと。
また、なんとなく物足りなかったこと。
アイデア商品といえるようなツールを使うことで、満たされるかもしれません。
今回はそんな、あったら嬉しいMT4のツールをご紹介します。
ほとんどは「投資家の英知をすべてのひとに。」でおなじみのGogoJungle で販売されているものですが、その他に無料で使える秀逸なツールも紹介しておりますので、よろしければご参考になさってください。
チャートを彩る予備情報。情報はあなたを救う
FIC EO for MT4
経済指標とオーダー状況をチャートに直接表示してくれるので、ウェブを巡回して情報集めに奔走する必要がなくなります。
経済指標は26の国、月間3650を超える経済指標に対応とのことですが、表記は英語、しかも簡略化されているので慣れていないとわかりにくそうです。また、どの指標が重要なのかも表示がないので、初心者には使いづらいところ。
まあ、経済指標なんて1日1回ぐらいしか見ないので、ウェブサイトで確認すればいいと思いますが。
オーダー状況のほうは12の通貨ペアで、およそ15分毎の更新とのこと。データは複数のソースから取得して分析しているとのことですが、ソースは明かされていません。
参考リンク:【インジケーター紹介】経済指標カレンダーとオーダーをこの手に「FIC EO for MT4」
オープンオーダーの具体的な考え方については、OANDAで解説してくれているのでご参考にどうぞ。(※ 解説はリンク先から続きのページまで続きます)
参考リンク:OANDAオープンオーダーの基本的な見方・・・・OANDAオーダーブックの使い方④(OANDA Japan)
ところで・・・、注意していただきたいのは料金の下に『毎月自動継続課金』とあることですね。
一回支払って買い取り完了ではなく、データ受信のために継続課金が必要だということなのでしょう。
まずOANDA等の無料サービスで試してみて、費用対効果が得られると実感できるようであれば、FIC EO for MT4でチャートに直接表示させてみてもいいのではないでしょうか。
経済指標+オーダー状況+最新ニュース
コンセプトは、上記の『FIC EO for MT4』と同じです。
こちらのツールでは経済指標はYahoo!ファイナンス のものを表示してくれるので、日本語表記かつ重要度の表示もあるので便利です。
そのかわり、逆にオーダー状況がわかりにくいので一長一短といえます。
私としては経済指標をチャートに表示させておく必要も感じませんので、スマホでさくっと詳細が見られて、しかも無料で通知まで送ってくれる羊飼いさんの『重要経済指標通知システム』のアプリが便がいいのではないかと思っています。
参考リンク:FX重要経済指標通知システム(羊飼い)
また、脱線ついでにコチラも・・・。経済指標を使ったトレードのマニュアルが目下、無料配布中とのこと。ご興味ある方はキャンペーンが終わる前に急いで入手してください。
参考リンク:➥29日締め切り【無料プレゼント】経済指標発表トレードのやり方マニュアル テクニック伝授の限定キャンペーン
IndigoTime MT4用
「今はもうロンドンタイムは始まっているのだったっけ」
「先日のこのトレードは、どこの市場の時間だったのだろう」
チャートに向かい合いながら、いちいち頭の中でそんな計算をするのって煩わしいですよね。
このインジケーターではチャートの下部に日本時間を表示してくれて、なおかつ主要為替市場のオープンしている時間を色分けしてくれますので、チャート上での時間感覚がとてもスッキリします。
サマータイムとウインタータイムの切り替えは?はい。それも自動でやってくれるそうなので、心配ご無用。
・・・ただし、ニューヨーククローズのFX業者のみしか対応していません。自動計算の限界ということなのでしょう。
その他にも制約がありますので、入手前によくご確認ください。
MT4/MT5で日本時間を表示するインディケーター
こちらも、チャートの下部に日本時間を表示するインジケーターとなります。
どの業者のMT4にも使えますが、そのサーバーに表示されている時間帯を調べてパラメーターに設定する必要があります。
日本時間を表示するだけでなく、次のような機能もあるようです。
・ 1日の区切り線を見やすく表示
・ 一定の値動き(例えば10pips)があるたびに、縦線を表示(→ 相場変動の速さの変化が縦線の幅でわかる)
・ 毎日一定の時間に、そのときの価格に横線を表示(マーキング)
・ストラテジーテスターでも使える
使ってみれば、分析の幅が広がりそうですね。
通知がきたら、本気出す。これがあればチャートに張り付く必要なし
HT_Alert_to_LINE
自宅PCやVPSでMT4を稼動させておいて、サインツールなどからサインが出たときに携帯に通知がきたら便利ではありませんか?
仕事中でも、サインが出たときにこっそりスマホでチャートを見てエントリーするかどうかの判断ができます。判断が早いロジックなら、30秒もあれば足りるでしょう。
仕事が忙しい方でも、漫画に集中してチャートが見えなくなってしまう方でも、これならエントリーチャンスを逃がしません。
ちなみに、メール通知でよければ次のリンク先のツールが無料で利用できます。
参考リンク:任意のインジケータのシグナルでアラートやメール機能を追加する(Wizard in the Market)
MT4からメール送信をするための設定はこちらが参考になります。
参考リンク:MT4(メタトレーダー4)メール送信の設定方法|外出先でもアラートやシグナルサインをスマホに送信(A-KU Forex)
こちらもLINEやメールへの通知をしてくれるツールですが、なんとトレンドラインや切り上げ・下げの斜め線、さらにはチャネルやフィボナッチラインまでタッチの通知を送ってくれるというので重宝すること間違いなし。
MT4 アラートライン
フィボナッチリトレースメントのプロパティの変更も、「通常のフィボナッチリトレースメントと同じようにできます」とのことなので、きっとハーフスイング手法に役立ちますね。これはありがたい!
関連記事:入門技にして最強!頭使わずがっぽり儲かるハーフスイング手法
ラインにタッチするまで画面に張り付いてられないけど、チャンスも逃したくないよ~、という方におススメです。
なお、水平線だけ通知がほしいのであれば、MT4のデフォルト機能をご利用なら無料です。設定しておけば、スマホにインストールしたMT4にアラートを送れます。
参考リンク:FXで便利なプッシュ通知(スマホのMT4にアラートをする方法)とは(Midas FX)
トレード日記、成績管理は成長の糧
トレード履歴をチャートに表示【Mi_TradeHistory】
MT4のターミナル「口座履歴」タブのトレード履歴をチャート上に表示するインジケーターです。
トレードを振り返るのに、非常に便利になりますね。
エントリーしたタイミング、クローズしたタイミングがチャート上で確認できるので、トレードの反省点をあぶり出しやすくなります。
購入前に「試用版」でテストができるようです。
MT4用 トレード成績管理インジケーター(PipsDashboard)
指定期間内の損益、PIPS、トレード数や勝率、利益率を自動で集計し、チャート上に表示してくれます。
また、保有中トレードの損益とロット数も表示。
自動で集計して並べて見せてくれることで、どの通貨ペアが勝てているのか負けているのか、何月が調子が良かったのか・・・など、一目瞭然で成績を見直すことができます。
エントリー・決済時のチャート画像取得インジケータ(MultiChartScreenShots)
過去のトレードを検証するとき、その続きのチャートの右側が見えていては「結果論」の検証となってしまうかもしれません。
このツールでエントリーした瞬間、そして決済した瞬間のチャートを記録して見返すことで、その瞬間に下した判断を当時のチャートで振り返ることができます。
自分で毎回スクショを撮ってもいいですが、忘れることもあるし意外と面倒。
また、本ツールでは画像取得時にメールで送信してくれる機能もあるので、外出中や仕事中であっても、指値・逆指値で予約した注文に刺さったことを知ることができます。
ちらっと画像を見て「あれ、このエントリーはよくないな」と思えば、スマホのMT4ですぐにクローズするという手当ても。
お手持ちのEAのムズカユイところに手が届く、EA補助ツール
【EATradeStop】経済指標発表や任意の時間でEAを停止、開始できるMT4トレードツール
EAは自動売買といっても、完全放置で稼いでくれる不労所得マシーンではりません。
止めておいた方がいい相場、リスクを抑えるパラメーターにしたい相場など、運用者の裁量が必要になってきます。
EATradeStop を使えば、指定した国の経済指標の前後でEAを稼動停止にできるという、なんとも便利なツールです。その中でも「重要度の高いもののみ」といった指定も可能。
また、停止に失敗したときにメールでお知らせしてくれる機能や、スマホからの操作で緊急停止ができる機能など、ありがたい機能が搭載されています。
任意の時間で稼動を停止させる機能も、実は有用だったりしますね。
MT4用裁量・EA両対応自動資金管理ツールAutoOrderModifyEAPro【自動損切り、利食い、トレイル etc…】
一般に販売されているEAや配布されているEAは、その製作者のコダワリと自信をもってそのロジックで提供されている、、、ということは尊重したいと思うのですが、時々その仕様に異議を唱えたくなることもまた現実。
というわけで、このAutoOrderModifyEAProでは、入手はしたけどソースコードが公開されていないというEAの制御を可能にしたツールです。
利確や損切り設定を追加したり、トレイリングやブレイクイーブン(一定時間経過後、含み損がなくなった時点でポジションクローズする)なども。
例えば、TariTali で無料配布されている半裁量EAはエントリーと損切りだけしてくれて利確は任意で好きなだけ利を伸ばすタイプですが(関連記事参照)、これにトレーリングストップやブレイクイーブン機能があればいいのに・・・、と常々思っておりました。
関連記事:キャッシュバックはTariTaliが最強とわかる理由5選+@
購入前にデモ版で動作確認できるようなので、よろしければお試しください。
【簡単自動売買(EA)化】FXサインインジケーターを自動取引にするシステム「SignToEA」
「このサインツールがそのままEAになったらスゴいんじゃないの?」
そのように思える優秀なサインツールを持つ方には朗報です。
ツールを使うことで、お手持ちのサインインジケーターをEA化することが可能。
複利機能を持たせたり、エントリーや決済のロジックにフィルターを掛けて、より安全なシステムにすることもできるという、なかなか豪華な仕様です。
EAとして運用するつもりがなくても、お手持ちのサインインジケーターをEAのようにストラテジーテスターでバックテストして検証することも可能です。
ただ、ちょっと待ってください。
ご希望のEAが簡単なロジックであれば、EA作成機で作ってしまったほうが早いです。エントリー条件、決済条件、複利でロット管理やトレイリングストップ、その他の機能などなど、上記のSignToEA でできることは大体できます。
関連記事:EA作成機という最高のオモチャ!外出自粛の今こそ遊び倒せ
そして実は、EA作成機でも任意のインジケーターを取り込んでEA化することが可能なのです。
無料なのに、機能性が高くて重宝しております。管理人さん、ありがとう!
まずはFXLogBookでEA作成機で遊んでみて、それでもSignToEA でしかできない機能が使いたければ、SignToEA も十分価値があることでしょう。
バックテスト効率化ツールMT4BackTesterVer2.1.1
EAは運用の前にMT4搭載のストラテジーテスターを使ってバックテストで検証するわけですが、テストは一回で終了というわけにはいきません。
利確や損切りの幅を変えてみたり、時間足を変え、通貨ペアを変え、あれを変えこれを変えとしながら、何度もバックテストを繰り返して理想のパラメーターを探すものです。
そして、このバックテストの一回一回が割りと時間がかかってしまうのです。
MT4BackTester では一度のバックテストで複数の通貨ペア、異なる時間足、そしていくつかのEAを同時に検証してくれるので、時間が大きく節約できることは間違いありません。
無料版も用意されているので、購入前に試してみて、納得した上で購入することができます。
まとめ
・ 使い慣れているいつものMT4をもっと便利にしてくれるお役立ちツールを紹介
・ 似たようなツールがウェブ上で無料で提供されていることもあるので、気になるもの、足りないものは検索してみてください
・『MT4 アラートライン』×『あきちゃんハーフスイング手法』 のように、タシデレFXで紹介しているロジックの効率を上げてくれるツールもありがたい