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これが性能比較コンテスト1位のEA!BeeOne_USDJPY

これが性能比較コンテスト1位のEA!BeeOne_USDJPY

外資系ブローカーのサクソバンク証券にて、2019年2月19日から4月30日にかけてFX自動売買EAの性能比較コンテストが開催されました。

栄えある優勝に輝いたのはスキャルピングEA『BeeOne_USDJPY』でした。

2ヶ月あまりという短い期間でいくら稼げたかというコンテストだったので、その時の相場との相性もあったことでしょう。

それを差し引いても、なかなか優秀なEAであることがうかがえます。

というのも、フォワードテスト公開から約4年という長期にわたり、損益グラフが見事な右肩上がりを見せているからです。

本稿では、『BeeOne_USDJPY』の魅力と、そしてまた不安要素についても考察してみましょう。

あなたのポートフォリオに加える価値のあるEAかも、しれませんよ。

<『BeeOne USDJPY』はこのような方にオススメです>

・ 長期的な実績のあるEAで自動売買を試してみたい方

・ 複雑な資金管理は苦手なので分かりやすいEAが欲しい方

・ 長期的に、ほったらかしで利益をコツコツと積み上げたい方

>> BeeOne_USDJPY 公式ページ(GogoJungle)

ミツバチのようにコツコツ稼ぐEA — BeeOne_USDJPY

トレードスタイル:スキャルピング
取引通貨ペア:USDJPY
時間足:5分足
最大ポジション数:3
最大ストップロス:150pips(ほとんどの場合内部ロジックにより決済)
テイクプロフィット:100pips(ほとんどの場合内部ロジックにより決済)
勝率:75.4%(3年11ヶ月フォワードテスト)
プロフィットファクター:1.4

>> BeeOne_USDJPY 公式ページ(GogoJungle)

シンプルかつ王道なロジックが長期的な利益を生み出している?

『BeeOne_USDJPY』のロジックのベースは、RSIとボリンジャーバンドを基本とし、押し目買い/戻り売りを得意とするのだそうです。

RSIとボリンジャーバンドの組み合わせという王道なインジケーターからして、基本に忠実なロジックなのだろうということが推察されますね。

しかし、FXのシステムトレードにおいてシンプルなロジックこそ侮れません。普遍的で相場の本質をついているからこそ、長期的に色あせることなく勝ち続けることができている証拠です。

どのような優秀なEAでも停滞期やドローダウンはあるものです。

上の画像は『BeeOne_USDJPY』のフォワード実績ですが、2017年2月から約1年間は損益が停滞しています。

この間のドローダウンの値幅は約5万円と小さめ。(1万通貨/単利)

その後、2018年初頭から再度利益を膨らませ続けています。

また、フォワード実績のグラフに見え隠れしているオレンジの線、これが含み損/含み益の推移になりますが、収益曲線(黒線)から大きく離れることはありませんね。

ナンピンもマーチンもしない、かつきちんと最大の損切り幅も決めているから、激しい含み損を抱えることがありません。

Legato USDJPY』のフォワード実績と比べると若干、オレンジ線が目立ってはいますが、こちらはポジションを3つまで同時保有を許しているためだと思われます。

それでもこの程度の含み損状況かつ収益右肩上がりのEAですから、こちらも十分に初心者に扱いやすい設計になっています。

フォワード3年で収益率100%突破!

公式ページでは

フォワード3年で収益率100%突破!2700pips以上獲得!

・・・とあります。

同ページに公開されているフォワード実績を見る限り、初期証拠金の238,826円と同額まで収益が出たのが、フォワード計測開始から3年と5ヶ月後ですね。

年率に換算して、だいたい1年で28%のリターンがあったということになります。

これは、自動売買では優秀な数字です。

しかも、その後も安定の右肩上がりを継続しているので、かなりのモノです。

ちなみに上記のフォワード実績は、0.1ロット(1万通貨)で単利運用を続けているもの。

実はこの『BeeOne_USDJPY』には、複利運用モードも搭載されています。

複利運用モードにすれば、エントリー時の口座残高を元に、一定の割合でエントリーロット数を自動計算してくれます。

利益が積み上がって口座残高が増えれば、比例してロット数も増え、そのため稼ぎも増えるという寸法です。

この複利モードでの運用であれば、同じ3年5ヶ月間でももっと大きな収益が上げられていたことでしょう。

複利モードでネックになるのはドローダウンの時に資金が耐えられるかどうかということになります。

先ほどのフォワード実績からみる最大ドローダウンは0.1ロット時で55,970円と、気になるほど大きい数字ではありません。

低ドローダウンで複利運用もできるというのは、非常に貴重なEAですよ。

Beeさん作製の他のEAはふるわない

『BeeOne_USDJPY』の製作者はBee氏という方です。

Bee氏は他にも多くのEAを提供されています。

が、みたところ、『BeeOne_USDJPY』のような優秀なフォワード実績を収めているものは他にありません。

この中には、『BeeOne_USDJPY』の姉妹作である『BeeOne_GBPJPY』や『BeeOne_EURJPY』などの、別の通貨ペアを同じロジックで攻めようというものもあります。

確かに、相関性のあるJPY関連の通貨ペアで、USDJPYで成功しているロジックを適用させてポートフォリオを組みたいという気持ちは分かります。

しかしながら、これが上手くいっているようには見えません。

『BeeOne_USDJPY』のロジックがシンプルで普遍的なものであるのだろうという考察は上述の通りですが、ではなぜそのようなロジックが別の通貨ペアでは通用しなかったのか。

恐らく、次のような理由があるのではないかと考えます。

勝率を上げるための制限が諸刃の剣に?

『BeeOne_USDJPY』では、エントリーロジックの他に、エントリーに際しての時間の制限を設けています。

時間制限 — 東京、ロンドン市場の午前中と、ニューヨーク市場のランチタイム直後の時間帯はエントリーしない

週末クローズ — 週末金曜日には全ポジションをクローズし、週明け月曜日の窓開けなど激しい値動きを避ける

このように独自の時間制限や週末クローズ機能を設けているEAは、『Master Piece FX』など他にも多くあります。そして実際、上手くいっています。

一方で、それらは決まって、特定の通貨ペアに限定しての運用となっています。

『BeeOne_USDJPY』の設定は、USDJPYに最適な時間制限を課しているということ。

逆にいうと、他の通貨ペアでは同じ設定では通用しません。

当然、『BeeOne_EURJPY』であれば EURJPYに最適な、『BeeOne_GBPJPY』であれば GBPJPYに最適な時間制限の設定を研究していることでしょう。

ただ、どの通貨ペアにも時間制限を設けることが正義とは限りません。

いや、まあ、これがUSDJPY以外のBeeOneがふるわない原因かどうかというのは、私の勝手な邪推にすぎませんが、元々のロジックがシンプルかつ普遍的なものである以上、こうした制限事項が裏目に出ているのではないかと思料しています。

もしかすると他の原因で、損切り幅が適切でなかったり、エントリーロジックの細かな設定がまずかったりするのかもしれません。

裏を返せば、『BeeOne_USDJPY』でさえも、相場に変化が訪れたときに成績が落ちてしまうということも考えられます。

これが、『BeeOne_USDJPY』の不安要素。

今は、これまでの3年11ヶ月のフォワード実績好調という結果から、このEAの優位性 (= 勝てる可能性が高い) が期待できていますが、未来の相場ではどうでしょうか。

まあ〜、ぶっちゃけそれを言ってしまえば他の全てのEAがそうなのですけどね。

『BeeOne_USDJPY』の場合は他の『Beeシリーズ』でこうゆう状況であるので、USDJPYという相場それ自体の変化には弱いのではないかという不安が見え隠れするのでした。

相場自体の変化とは例えば、「日本円の世界経済の中での役割が変化する」とか、「日本円の価値が大きく変わってしまう」とか、そういうグローバルな話になってきますので、当面は今の優位性を崩すことはないだろうとは思っております。

『Legato USDJPY』 と『BeeOne_USDJPY』どちらを選ぶ?

ここまで読んでいただくと、こう思われた方も少なくないのではないでしょうか。

「で、このEAは別の記事で紹介されていた『Legato USDJPY』と、どう違うの?」

・・・と。

確かに、ふたつともUSDJPYのスキャルピングEAであり、資金も低め、安定の長期運用実績あり。はい、似たものどうしのように見えます。

それでは少しだけ、両者の比較をしておきましょう。

<ロジック>
Legato USDJPY ・・・ 4時間足と1時間足のローソク足の流れや形を見てエントリー
BeeOne_USDJPY ・・・ ボリンジャーバンドとRSIを基本に押し目買い/戻り売り

<時間制限>
Legato USDJPY・・・ 時間帯によるエントリー回避なし。週末もポジション持ち越し
BeeOne_USDJPY ・・・エントリー回避する時間帯あり。週末はポジションクローズ

<リスク>
Legato USDJPY・・・ ナンピン、マーチンなし。最大1ポジション。最大損切り幅30pips
BeeOne_USDJPY ・・・ ナンピン、マーチンなし。最大3ポジション。最大損切り幅150pips

<プロフィットファクター>
Legato USDJPY・・・1.40(フォワード期間2018/05/22—2020/03/08)
BeeOne_USDJPY ・・・1.40(フォワード期間2016/04/03—2020/03/08)

<最大ドローダウン(1万通貨/単利)>
Legato USDJPY・・・21,920円(フォワード期間2018/05/22—2020/03/08)
BeeOne_USDJPY ・・・55,970円(フォワード期間2016/04/03—2020/03/08)

<推奨証拠金(1万通貨/単利)>
Legato USDJPY・・・86,689円
BeeOne_USDJPY ・・・238,826円

<利益実績(1万通貨/単利)>
Legato USDJPY・・・118,940円(2018/05/22—2020/03/08) >> 365日当たり66,178円
BeeOne_USDJPY ・・・301,230円(2016/04/03—2020/03/08) >> 365日当たり76,619円

<複利運用モード>
Legato USDJPY・・・ なし
BeeOne_USDJPY ・・・ あり

<エントリー回数>
Legato USDJPY・・・ 381回(2018/05/22—2020/03/08) >> 365日当たり211回
BeeOne_USDJPY ・・・1,682回(2016/04/03—2020/03/08) >> 365日当たり427回


こうして比べてみると、どちらのEAがあなたのポートフォリオに加えるにふさわしいでしょうか?

『Legato USDJPY』 は証拠金が少なめで始めることができ、それでいて見込める収益は『BeeOne_USDJPY』と大きな差はないようです。

ただし、それは単利の場合。

『BeeOne_USDJPY』は複利モードでの運用ができますので、放ったらかしの場合の収益は、こちらの方が大きくなるでしょう。

ただし!当然ですが『Legato USDJPY』だって、手動でロット数をあげていけば複利運用ができますよね。また、ドローダウンの大きさを比べても、『Legato USDJPY』の方が証拠金に対してのロット数の割合を大きくとれそうです。

もう一点、忘れてはならないのが、『Legato USDJPY』の記事でご紹介したキャッシュバックの併用です。

キャッシュバックの収益に直接関係してくるのは、エントリーロット数です。上記の比較ではどちらも1万通貨/単利でのデータですので、単純にエントリー回数の多い方がキャッシュバックが多くもらえるということになりますね。

この点、3ポジションまで保有を許す『BeeOne_USDJPY』の方に大きな分があることがわかります。

是非、『Legato USDJPY』の記事にてキャッシュバック併用の解説をご確認ください。

 >> キャッシュバックサイト併用で完璧な投資スタイルへ(購入者の90%以上が稼働中の安定EA『Legato_USDJPY』)

では。

もう一度、おうかがいします。

あなたのポートフォリオに組み込むにふさわしいのは、どちらのEAでしょうか。

より安全に運用できる初心者向け『Legato USDJPY』?

それとも、より収益の期待できる放置系『BeeOne_USDJPY』?

まとめ

・ 3年11ヶ月のフォワード実績の好調さは、まさに優位性といえる

・ 初心者にも優しい設計で、なおかつ複利モード搭載はありがたい

・ キャッシュバックサイトを併用することで停滞期も着実に利益を上げ続けることが可能

・ USDJPYの市場価値が変わるまでが、ロジックの賞味期限か

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その一つが「これだけでポートフォリオの完成」

そして通貨ペア横断の「リスクの共有」

この戦略は、きっと未来のAI自動売買に対抗するカギになってきます。既に他のEA開発者さんも研究、採用し始めているので、さらに進化することでしょう。

まさに、EA界の新時代を作ったEA。

詳細を記事にまとめましたので、EAトレーダーの方はぜひ一度ご確認ください。

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